先日、ふと思い立って、古いデジカメを引っ張り出しました。
Konica Minolta Dimage A2。発売は2004年、もう20年前のモデルです。今のカメラのような高性能はありませんが、どこか懐かしい描写に惹かれて、時々使いたくなります。今回はそのカメラを片手に、御代田の雪窓公園まで桜を見に行ってきました。

ちょうど満開で、薄桃色のトンネルの中を歩いているような、そんな贅沢なひととき。

球場の得点板背景には、満開の桜。色褪せたグリーンが、桜の淡い色と絶妙にマッチして、思わずシャッターを切りました。

桜越しの浅間山も素晴らしいです。

こういう時間は、撮ることの楽しさを改めて感じさせてくれます。
最新の機材じゃなくても、気軽なスナップでも、「撮りたい」と思った瞬間に向き合うことが、きっと写真の原点なのだと思います。
私たちのスタジオでは、しっかりとしたプロフィール写真や商品撮影はもちろん、こういったふとした季節の風景や自然のなかでの撮影も大切にしています。
自然光のやわらかさ、季節の彩り、そしてその人らしさが溶け込んだ一枚を、きちんと残していきたい。

春のように、ほんの一瞬で過ぎていく季節だからこそ。
公園、街角、古い建物の前や、桜並木の下――
そんな「いつもの場所」での写真も、特別な思い出の一枚になるかもしれません。
スタジオだけじゃなく、素敵なロケーションでの撮影も承っています📸
気になる方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。